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「ああッ!! や、あ、いやっ、ダメ、ダメだ…そんな」
必死に口づけから逃れ、青年は激しくうろたえながら腰を揺らめかせる。
「なにが駄目なんだ、見ろよ、お前のいやらしい汁がだらだら零れてるぜ」
薄い泡とまざりあったそれを、幹の根本からすくい取るようにして青年の目の前にかざす。
ねっとりと糸をひく淫液に青年が顔を真っ赤にして目を逸らすと、主人はそれを彼の首筋に塗りつけ、肉厚の舌でうなじまでなぞり上げた。
「ひっ、」
青年はぎゅっと目を瞑り、引き出される官能から必死に逃れようとしているようだったが、主人の手がついに尻の奥へと伸ばされると、ハッと大きく目を開いて主人の両腕を掴んだ。
「やだ! そんなとこ、触るな!」
「却下」
すげなく言い捨てて、青年の身体をくるりと回し、そのまま壁に押さえつけると、背後から程よい丸みを帯びた尻を掴み、揉みしだき、手の平で激しく撫でまわした。
それからぐいと尻の狭間に侵入し、長い指で、最も秘められた場所をまさぐり始める。
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