第2章 輪舞

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そして、俺は、二人にカラオケに連れて来られた…。 カラオケでは、二人に、俺の得意分野の歌は、一切、歌わせて貰えず、ジャニーズ系のメジャーな歌ばかり歌わされて、酔っていたせいか、何故か、歌えてしまった……。 そして、俺は、これまた、酔っていたせいか、二人とかなり濃厚なキスを交わしていた…。 それから、俺は、二人に、 「これから、どうするの?」と問われ、 「俺は、ストリートで歌ってから、いつも通り、野宿するよ…。」と答えた…。すると、 「駄目よ…。とにかく、ついて来て貰うわよ…。」 とその女性の一人に、タクシーで、しばらくつれ回された後、ラブホテルへ連れて来られた…。 「とにかく、貴方は、ここに泊まって行って…。私は、帰るけど……。」と言っていたが、俺は、まだ、その女性と一緒にいたいと強く思ってしまったせいか、彼女をベッドに押し倒したが、俺は、肝心な事に気付いた…。俺は、服の脱がせ方を知らない…。 だが、彼女は、 「そっか…。初めてなんだ…。じゃあ、服を脱ぐから、ちゃんと、貴方も脱ぐのよ…。」と言って、二人は、裸になった…。 「胸、余り無いけど、がっかりした…。」と言って、俺は、 「良いよ、関係無いよ…。」と答えた…。 「後、妊娠するのは、嫌だから、ゴム、そこにあるから、ちゃんと、つけてね…。」と言って、付け方まで教えてくれた…。 「とにかく、上に乗っかって…。後は、私が、教えてあげるから…。ね♪」 俺は、彼女に言われるまま、彼女の動きに合わせて、彼女の中で踊り続けた…。 彼女は、熱く、激しく、そして、高く、声をあげていた…。 俺は、その声を聞きながら、もっと激しく、踊り続けた…。 だが、一時間は、軽く過ぎていたが、踊りは、終演を迎える事は無く、彼女が幕を下ろそうとする度に、俺は、何故か、 「お姉さん…。いかないで…。」とアンコールをせがんだ…。 だが、俺は、気付かなかった…。彼女が、すでに、俺の肩に、歯形を付ける程に、何度も、クライマックスを迎えていたことに…。
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