第1楽章 全ての始まり

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今日は午前中だけの授業なので放課後クラスに残り3人で今後の話しをする事にした。 クラスには何人か人が残っていてそれぞれ話しをしていたり落書きをしていたりしていた。 「で、今後の事だけれど、夢はどう思ってるの?」 真昼ちゃんが口を尖らせて聞いてくる。 「その事だけど…私ねずっと考えてたんだけど、スクールアイドルとしてやっていくために、アイドルらしい事として名前とメンバーと練習場所が欲しいと思うの」 「うん、そうだねえーでもまずはメンバーだけどそこは私と夢ちゃん、そして真昼ちゃんでやるって事でダメかな?だって先ずはできるって事を証明する事から始めるんでしょう?」 「あ、そっかそうだよね」 雅ちゃんに言われうんうんと頷きながらメモをとる 「で練習場所なんだけど、美夜姉と夕姉に使える場所ないか聞いてみるよ」 「あ、そっか、夕さんも美夜さんも生徒会の会長と副会長だもんね。じゃあ、お願い!」 真昼ちゃんが今言っていた夕さんと美夜さんは真昼ちゃんの一つ上のお姉さん 美夜さんは生徒会の会長をしていて夕さんは副会長 二人共、頭も運動神経も良いし人柄も良いので良く人に好かれてて 私達にも良くしてくれるの 小さい頃な んて五人で良く遊んでたかな 「で、名前に関してなんだけど良い案あるかな?」 と私が言うと雅ちゃんと真昼ちゃんは待ってましたと言わんばかりにメモを広げ出した。 それを私は一つ一つ確認してるんだけど…ベアs、クリームソーダー、トウインクル、クラウド、キャッツ…etc 正直、ダサイ 3人揃ってため息を吐く
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