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7.鍋の蓋、作りました。
「その様子だと、出来たようですね!防御魔法が!」
サミレがペタペタと走ってくる
「なんか難しいこと言った後に鍋の蓋とかいってたんだけど?」
「ふふふっ!いい事を教えて上げましょう!魔法とは本来、元からあるものではありません!人によって作られるものです!つまり!私は貴方に魔法を覚えさせたのではなく、新しい魔法を創生させたのです!」
「俺、魔法をつくったのか!?」
「そうゆうことです!本来、魔法を創生するなど歴史に残る大魔法使いくらいで無いと不可能ですが、エクスキャリバーの専用の魔法なら可能かと思いまして、魔法が創生可能な状態、いわば極限状態までサヤダを追い詰めることで、本能的な防御理性が反応し、エクスキャリバー専用防御魔法になったんです!」
「スゲェェェ!」
俺魔法を作っちゃったのか!歴史に残る大魔法使くらいの事をしたのか!
でもやっぱり、自分の作った魔法の名前が気になるよな!
「ちなみにこの魔法の名前って何になるの?」
「ふふふっ!よくぞ、きいてくれました!魔法を創生する際、創生者が初めに発した言葉が魔法名に成ります!」
つまり俺が初めに言った言葉...
あ!?
俺が察したと同時に笑顔でサミレが囁く
「そう、【鍋の蓋】です。」
「てんめぇぇぇぇぇっ!」
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