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ノイマンは手を上げカイルを制してから、話を続けた。
「サシャを……アリアの母を嫁に迎えてから、私は研究を始めた。サリファが豊かに暮らせる場所を作りたかった。そんな考えに賛同してくれる科学者もいてくれた。私達は実用には至っていなかった人工子宮の使い、全国から集めた卵子と精子で、多くのサリファを生み出そうとしていた。彼らが他の星系に行き生きやすい環境で楽園を築ければ──そんな夢を描いていた……が、何処からか情報が漏れた。だからこそのお前達だ。加担した私達科学者は、国家反逆罪に問われた。首謀者の私は、裁判なしで銃殺刑が決まった。覚悟は決めたが、同胞から「このままでいいのか」と持ち掛けられた……そして面識のない仲間の一人と、体を、交換した」
「体を……交換！？」
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