0人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
プロローグ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一人歩くのも悪くない。誰に染まるもなく、ただただ気ままに、孤高に。
だが、俺の歩んでいたのは孤独だった。周りから逃げられ、心の片隅で周りから逃げていた。そう気づいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分は孤高の存在になっていた。と思っていた。しかし現実は違い孤独。
周りから壁を作られ自分も壁を作ったぼっち。
小中高大と誰とも友ができずいつも一人でいた。グループ活動や課題もあまり者として足りないグループに入れられ勝手にやられてても構わない役割を与えられ続けた。もちろん自分も受け入れ、一人で役割をこなした。
放課後に何も予定はなかったが、勉強も運動もせず自堕落にこの二二年間を送ってきた。
大学を卒業した今、就活も失敗し、いわゆるフリーターとかいうものをしている。大学はギリギリ卒業したが、就活は甘くなかった。と言うよりやる気がなかった。
最初のコメントを投稿しよう!