プロローグ

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プロローグ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 一人歩くのも悪くない。誰に染まるもなく、ただただ気ままに、孤高に。 だが、俺の歩んでいたのは孤独だった。周りから逃げられ、心の片隅で周りから逃げていた。そう気づいた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 自分は孤高の存在になっていた。と思っていた。しかし現実は違い孤独。 周りから壁を作られ自分も壁を作ったぼっち。 小中高大と誰とも友ができずいつも一人でいた。グループ活動や課題もあまり者として足りないグループに入れられ勝手にやられてても構わない役割を与えられ続けた。もちろん自分も受け入れ、一人で役割をこなした。 放課後に何も予定はなかったが、勉強も運動もせず自堕落にこの二二年間を送ってきた。 大学を卒業した今、就活も失敗し、いわゆるフリーターとかいうものをしている。大学はギリギリ卒業したが、就活は甘くなかった。と言うよりやる気がなかった。     
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