コンビニ君・・

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「片付け出来なくてごめん用事あるから帰るわ」  楠本が言って、走って調理室を出て行った。 「またバイト!、片付けくらいしていけ!」 「ごめ~~ん」  遠くで楠本の声が聞こえた。  学園祭2週間前に、大きな問題が発生。  調理版の会話 「カレー何人前作るんだっけ?」 「400人前だったよね」 「どうやって作るの?」 「作り方忘れたの?」 「そうじゃなくて、鍋で作るよね、鍋いくついるの?」 「「「「「あっ!」」」」」  草柳が、 「鍋の確保か・・わすれてた・・どうしよう」  草柳の視線に見つからないように教室を抜け出そうとしている、楠本の姿が見えた。 「楠本君、どこ行くのかな~~?人が困ってるのに~~」 「・・ごめん・・バイト」  ダッシュで教室を出て行った。  草柳が大声で、 「楠本君の大鍋~~!、じゃない!、大バカ~~!手伝え~~!ガッルルルゥ」 「どうどうどう、抑えて抑えて」  蜜柑が草柳を沈めに入った。 「ガッルルゥ、がる・・?誰、後から押せてるの」 「あたし」  凛が、後からスカートのベルトを抑えていた。
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