コンビニ君・・

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 教室の中では、凛が教室の真ん中で真っ赤になって、体をよじっていた。他の生徒は凛を取り囲むように囲んでいた。 「ははは、そういうことね。何かの羞恥プレイかと思った」 「「「「「ははは(一同)」」」」」 「でも、困ったわね。この時期に鍋確保してないのは」 「ごめんなさぃ」  珍しく、草柳が小さくなっていた。 「誰が悪いとじゃ言っててもしょうがないので、みんな、お家に大きな鍋借りれるか確認取ってみて」 「「「「「は~~い!(一同)」」」」」」  物語は2週間前(学園祭の出し物を決める前日)、とある病院での会話にジャンプ。 「娘さんの移植に、保健が適用されないので500万円自己負担となります。期限はあと2週間有りますのでご家族とお話をしてください。一つだけ注意事項が有ります、期限を超えると、別な方には権利がまわり待ち状態になります。・・それと、体の方が次のドナーが現れるまで保つがどうか・・もう6年も待っていますから。最終的な判断はご家族で相談されて下さい」 「「「はい」」」  診察室を出た、楠本と両親は、歩きながら話をしていた。
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