序章 朝鮮半島にて

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時は 戦国末期 第六天魔王 ノブナガが登場して戦国の覇者になろうとするも 家来 ミツヒデの謀反により 自害 そこへ 駆けつけては 天下取りレースに 一番名乗り出た ヒデヨシによって かの日の本の国は ほぼ 彼の手中におさまり もはや 誰も 彼に逆らうことなく 天下は 豊家の物となったそんな時 誰が 彼を唆したのやら? ヒデヨシは なんと 大陸 明を征伐すると 朝鮮半島への出兵を決めてしまい 愚かしくも 無駄な 戦が 始まりました ブンロクの役で 勝利をおさめて そこで 終わりにしておけばよいものを  今度は 朝鮮が 刃向かっているとの意見に左右されて 哀れ 太閤ヒデヨシ 再び ケイチョウ年間 半島へ出兵をいたしました。 これだけ無駄な戦が 後から見れば なんて愚かなことをやっては 豊家を滅亡へと追いやるなどとは この時は かの 最大の抵抗力を持つ 徳河のイエヤスくらいではなかったのか 気がついていたのは さて そんな わけで 朝鮮に派兵させられた 各大名は 不満を隠せずに 無駄な戦いを繰り広げていたのだが なかには 嘉藤 キヨマサや 水軍を率いた 訳坂 ヤスハルくらいが 武勇を誇り 戦っていて他には いないように思われるも。。。。 京都の近くの侍西九条家。出陣要請を受けた彼らの家では 病弱の長男しかいないために 途方にくれているところを お家の一大事にと 炎聖寺から 還俗しては 炎 源之助(ほのお げんのすけ)が 西九条家より 出兵することに 彼らの主家 西九条家は 以前は 朝廷の護衛等も行っていた家柄だが もはや 戦国の世も永く 朝廷はおろか 幕府さえ なくなってしまい 何のために 家を続けているのかもわからぬ状況でも 炎聖寺では いつ 帝からの要請を受けても 出動できるようにと 炎聖流なる武術を極めていて 主家である 西九条家の一大事に 出家の身であった 炎聖寺 住職 連永が 還俗を果たして 炎 源之助として 朝鮮出兵へと 参じました。 これがこの物語の発端である 住職であった 源之助は 無論 妻帯せず 炎聖流の武術を極めて 師匠の 炎聖寺 臥恩(えんせいじ がおん)をも凌ぐ 実力を得て 意気揚々と 朝鮮出兵に向かいました。 これより 炎家の武道伝 始まります
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