序章 朝鮮半島にて

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キヨマサが鉄砲?と言う読者の方もいるかもなので 捕捉 彼の有名な虎退治 実は 槍ではなく 鉄砲だったと言う説や はたまた あれは別の人の話をキヨマサの英雄譚として広められたとも 言われてます。 さて キヨマサ 庭へと逃走を計った敵に対して まさか闇夜に鉄砲と言うわけにもいかず「笹尾~ 槍を持てぇ~」と すぐに手下の侍に 得意の槍を持って来させ そして 鉄砲を撃ったのは 城内に敵が忍び込んでいいることを 仲間にすぐに知らせるためだったようです それっとばかりに 城内の灯りが 庭へと照らし出されて 敵の暗殺者集団が 灯りの中に。。。。 が キヨマサ 「皆 手を出すな こやつら 不可思議な体術を使うゆえ では 炎 源之助殿 二人でこいつら 退治しようかのぉ」と すぐそばに控えていた 炎 源之助 「いざ参る」と言うや 敵の真ん中へ飛び込んでは 一人 二人と 拳や蹴りで 倒して行きます しかし 暗殺者集団だけに すぐに 灯りから逃れて 闇に溶け込もうとするところを  なぜか 黒い衣装の影のようなものたちが その行く先を阻んで行かせず キヨマサの槍を受けて絶命していくもの 源之助に倒されていくもの 増えて行きます 敵の指揮官か?「こいつらは なんだぁ」と 黒い影を 指差しては なんとか そいつらからの包囲を 突破しようとしていますが 炎 源之助「暗殺者集団相手は忍さ 彼らは 私の昔の知人 甲雅の卍谷衆 今回の戦に加わっていたのに先程気がついての 手伝ってもらったんです」と キヨマサ公に話しかけては 次々と敵を 倒して行く炎 源之助の武術も見事としか言えません。 城内に忍び行った敵を ほぼ壊滅しては 二人ほど捕虜にしようと この戦いを眺めていた 侍たちが 縄を持って 彼らを縛ろうとしたその時でした どこからか 突然  ヒューっと 音が聞こえるや ダカーーーーーん 巨大な爆裂音がしては その捕虜を 捉えようとしていた侍たちを 木っ端微塵に吹き飛ばした 爆薬の入ったと思われる 巨大な筒状のものの破片が辺りに散っています 「おのれぇ 炸裂弾かぁ 」と侍たち 浮き足立ちそうになるのを キヨマサ 「静まれぇ やつらとて数多くは 爆裂弾など持ってはおらん」と 大声を出せば ははははと 嘲笑う声が聞こえて「その通りじゃ 去らば」と消え去ります
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