序章 朝鮮半島にて

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しかし なんとか炎聖流を駆使して 敵の包囲を突破したら なんと目の前に あの暗殺者集団錦杖団の首領 申 劾が 現れました。 「貴様 鬼上官と一緒におったやつじゃな あの時の失態で 我が団は解散となり 我は 危うく殺されるところだったのじゃ 今ここで貴様に会ったのはその怨みを晴らさんがためじゃ 行くぞ!」と他の兵を 退かせては 炎 源之助へ 挑んできました これは 源之助にとっては ? 吉兆か いや 面倒な敵に出会ってしまったのか? なんにせよ 敵船の上で 戦うはめになってしまうも 元々僧侶だったからか?  この戦いをも 達観して見ているような。。。。 お互いに 武術をしているもの同士 間合いをとっては 敵の出方を見ています 普通ならば 敵の前に一人でいるのだから 不利を承知で 無茶な戦いをしそうなものだが 炎 源之助 やはり 常人とは違い あまり 恐れとか抱かないようです その堂々たる態度に頭きたか? 申 劾 いきなり 跳躍しては 相手の死角へ消えようとしました これは やはり暗殺者たる戦い方ゆえの行動を 無意識にやったのであろうが いかんせん 敵が悪かった 炎 源之助は 帝護衛のための武術 炎聖流を極めているゆえ 暗殺者の動きは 手に取るように わかってしまい 申 劾の 小刀を投じては すぐに 下へ沈み 下方から 蹴りを放ってくのるのを見破られては 一撃 その足へ これまた 上から 蹴りを入れられて 弾き飛ばされてしまいました が 申 劾も伊達に 暗殺者集団の首領をやって来てはいなくて 暗殺者の隠し武器である暗器を懐より取り出しては  攻撃を開始 鎖の突いた鈎爪を投げつけては 源之助の足元へ それを打ち込み その地面である 甲板の板を引き抜いては足場を吹っ飛ばすなど 普通の武術では考えられない攻撃に 二度三度と危機の連続  しかし なんと 源之助 その顔に笑みを浮かべて その戦いを喜んでいるようです。 それを見ていた 明と朝鮮連合軍の兵士が恐れを抱き ついには 小型の砲筒をもちだして 轟音一発 申 劾もろとも 砲撃を 放ちました ズカーーーーン ちょうど 源之助が船の縁に 飛び移り 申 劾へ足蹴りを放とうとした瞬間でした。 思わぬ 爆風に吹き飛ばされて 海へと 申 劾もろとも 落下してしまいました。
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