3人が本棚に入れています
本棚に追加
いつもはプライドが高く、クソ生意気で活け好かない女。
……だけど目の前にいるコイツは、
───愛する者を失ない亡くし涙している。
その涙と横顔が余りにも綺麗で……
────不覚にも抱き締め、慰める。
「気にせず思い切り泣け」
そう耳元で囁いてやると俺の腕の中で泣き崩れた。
そんな姿が堪らなく愛しくなり──。
「これからは俺がお前を護ってやる」
そう誓い、抱き締める力を強くした。
最初のコメントを投稿しよう!