Episode.1 ジェミニの妖精

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オッカの実が取り終わり合計で15こ集まった。 お金に変えたら15万ジェニー。 2人で半分にしても7万5千ジェニーはでかい。 「よし、帰ろっか」 「うん」 「それにしてもさ簡単だったね」 「シスカのおかげだよ、ありがとう」 俺はシスカに礼をいうと… 「そーいや私が木真っ二つにしたの驚かないんだね?」 ギクッと思い、その瞬間後ろから 巨大なヘビがシスカを食べようとしーーー 「危ない!!」 俺は彼女に飛び込むヘビの攻撃に 避けるよう伏せさせた。 シスカは「急に何よ」と言い俺の視線の先を見て 更にビックリする。 「やっぱり貴重な実には守神ってのがいるよね」 「ですよねーー」 シスカは俺の前に立ち 「援護できるなら頼む」 っと言い放ち巨大なヘビに立ち向かう。 「大地よっっっ!!!」 シスカは地に手を当て地面から 巨大蛇に対抗できる大きな手の形をした 地面を召喚する。 えっ!?そんなこともできるのですかっ!? 巨大蛇は予想外の攻撃に交わす事ができず 地面に固定され 「ジーク!今だ!」 っとシスカは声を張る 待て待て…俺にどうしろっていうんだよ。 けどシスカにやらせっぱなしも よろしくないしなぁ。 俺はあまり能力を使いたくなかったが 仕方がないと思い炎を解放した。 炎で作った剣を2つ蛇の目を狙うように 投げクリーンヒット。 蛇は苦しみながら鳴き喚き倒れていったのだ。 シスカは驚いた表情でこっちを見つめた。 「ごめんシスカ隠してて…実は…「凄いじゃん!!!」 彼女は会話を遮り目を光らせながら 俺に飛びついて来たのだ。 「ちょ、シスカッ!!まて!!」 異性に触れられるのも馴れてないのに 抱きつかれるのはもっとハードルが高いです… 俺は自然と顔が茹でダコのように赤くなる。 「ていうか、あんた炎の能力ってことは レオのペンダントを宿してるのか」 急に真面目な顔に戻る彼女 「んなら隠しても無駄か。 ウチはジェネミのペンダントをこの身に宿してる。 自然を操れる能力だ。」 .
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