Episode.1 ジェミニの妖精

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オッカの実は無事に雇い主に届け 15万ジェニーをゲットし シスカと半分に報酬分けた。 「んじゃシスカ…またどこかでな!」 これでやっと1人になれると 解放感が出たその時、、 「あのさぁ!良かったら一緒に行動しない?」 「はっ?」 この女…今なんて? 「だってさ、もし能力者が合われて 殺し合いになったらさ2人でいた方が 心強いじゃん??てか一緒にいろ!!」 なんで命令口調なんだよ… 確かにそうだけどさ… 誰かがシスカのペンダントを狙い シスカが殺される所を想像してしまい 何故か死んだ姉上のことを思い出してしまった。 そうだよな…あの時… もう誰も殺させないと誓ったんだよな… 「わかった…一緒に行動しようただし 寝床は…「やったぁー!!!」 っとシスカはまた会話を遮り飛びついてくる 「だからくっつくなって!!!」 「何照れてんのよぉ」 「うるせぇ!!とにかく寝床は別だからな!」 「隣の部屋に引っ越させてもらいまーす!」 一人ぼっちだった俺の日常に 彼女が入ったことによって 少しずつ俺の性格が変わっていくことは まだ俺も…彼女も…これから出会う人達も まだ誰も知らなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー はぁ…今日は疲れたなぁ 久しぶりに人とこんなに話したし… やっぱり体力使うよなぁ… ベッドにゴロンとしながら天井を見上げる。 今日シスカが言ってたことが本当なら… 12このペンダントを集めると願いが叶う… 願いって何でも叶うのかな… 黒いマントの男は何を願うんだろうか… 俺も姉上を生き返らせたいが そうなるとシスカからペンダントを 奪わなくちゃ行けなくなるしなぁ… 上手く出来てるよ本当に… もう疲れたし寝よう… ガチャッと扉が開き誰だこんな時間にと 扉を見るその先には 真っ裸でバスタオル巻いたシスカの姿が… 「ちょっ おまっ バカなのか? 何してんだよっ」 俺は自分の手で目を隠し見ていないと 言い聞かせる。 「添い寝して欲しいかなとおもって」 「いらんわっ でていけ!!」 ポイッとシスカを外に頬り出したのだ。 本当にこれから色々大変だよ…。 .
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