0人が本棚に入れています
本棚に追加
夜遅くまで仕事だなんて、田井中も大変だなと他人事のように考えていた。
中学の卒業式以来だった事もたり、私たちは話が盛り上がった。
田井中が次の日も休みだったこともあり、これからご飯にでも行かないかと誘われた。
私は次の日も学校があったが、昼からの授業だったので快く承諾した。
来た道を2人で引き返す。
田井中は中学の頃、生徒会の副会長として、そして男子バスケ部のキャプテンとして、毎日を多忙に過ごしていた。
綺麗な顔の田井中は非常にモテたが、毎日が忙しかったため彼女がいた事はなかった。
私が知らないだけかもしれないが。
最初のコメントを投稿しよう!