love love honeymoon

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ちゅっちゅくっ と唇を食まれ、あっと思った時にはぬるりと舌が侵入してきた。 あぁ、翔の味…恍惚となって開いた口の中を縦横無尽にその舌に蹂躙された。 息苦しくて、もう限界…と翔の胸を叩くと、やっと離してくれたが、唇を繋ぐ銀糸がいやらしく煌めいて…切れた。 はあはあと乱れた息で訴える。 「一週間会えなかったんだ。結婚式の前日まで会えなかったんだよ? 仕事だって割り切って送り出したけど…辛かったんだ。 昨日だって…もう二度とお前に会えないかもしれないと思ったら、呼吸ができなくなって意識がなくなって…あんなことになっちゃって… こうして今、お前とたった二人きりなんて…うれしすぎて、怖くて…緊張し過ぎてるんだ…」 「そんなかわいいこと言ってると抑えが効かねーよ。仕事とはいえ辛い思いをさせて悪かった。 おまけにあんな酷い目に合わせてしまって…ごめんな、智。 もう二度と、絶対にそんなことはさせない! それに…明後日までたっぷりと、かわいがってやるから覚悟しといて…」 「翔…もう離れるのは嫌だ。俺を離さないで…」 「ちっ、煽りやがって…今夜は寝かさないぞ。 なんたって…新婚初夜だからな…」 そのまま抱き上げてベッドに行こうとする翔を止めた。 「翔、待って!お風呂!お風呂に入らせて! 綺麗にしてから、俺を…抱いて…」
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