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メールの相手は君津 篤（きみつ あつし）
昔からの友達で
親友と呼べる相手だ。
篤は自分で昼間もバイトをしながら
小さい時からの夢を叶えて
ライブハウスの店長をしている
俺は昔少しだけ音楽をやっていたり
バイトでバーテンをしていたこともあって
人手が足りなくなるとこうしてお呼びがかかる
こういう時は予定さえなければ
必ず手伝いにいく
手伝いは苦ではないし
何より親友の助けになるならそれでいい
それに、酒を奢ってもらえるという特典もある
【一生に一回?
お前は何回生まれ変わってんだよ！
今日は仕事休みだけど
家でやらなきゃいけないことあるから
3時頃そっち行く】
時計に目をやると9時45分
家に着いて
仕事して
ご飯食べて
シャワーを浴びて
時間は十分だ
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