「55歳からのハローライフ」       (村上龍氏)

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「55歳からのハローライフ」       (村上龍氏)

村上龍氏の本を読むのは久し振りだが、こんなに現実的に書く人だったか。 5つの話しが入ってる。 55歳というのは ”まだ若い”  ”そろそろ~”  という微妙な年齢だ。 読んでると、隣に住んでるご夫婦か、自分の子供か・・・というようなリアルさがある。 現実的な話しをリアルの書けるのは凄い。 少し前に、村上氏の「69」を読んだ。 氏が高校生の時(佐世保)の自伝的なものだが、面白くて、笑い転げてしまう。 そして、私が高校生くらいの時に始めた読んだのだが、「何か」を気づかされた。 人生は楽しまなくては損だ。 人に迷惑をかけないことで、自分がしたいことは思い切りしてみよう。 そんなパワーをもらった記憶がある。 それから、 「自分のことを貶めた人間に対して復讐をする。その方法とは・・・ 彼らより『幸せになる』ことだ。」と。 「幸せ」という定義は、人によって違うがココでは割愛。 あの時、人から貶められたら貶めることで復讐するのではなく、「幸せになろう」、 そう納得した。
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