ノアとのドキドキ同居生活

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「まあいい。これについては、本部に送ってじっくり調べてやるからな」 ち、ちょっとノアさん!? 俺の絵を沢山のお偉いさんの目に触れさせようと言うの!? なにその羞恥プレイ! いっそ殺してください! 「まずはこれをスキャンしてデータ化しないとな。ロリコン監視員のクラウドサーバーに転送して、誰でも見られる状態にしてやるぞ」 くっ……殺せ! 殺してくれえぇっ! 「さて、家捜しは後ほどしっかりするとして……まずは腹ごしらえをしないとな。せっかくだ。一緒にランチと洒落込もうじゃないか」 不意にノアが、伸びをしながら俺を見る。 腕を上げたときにちらりと覗く腋が、俺の劣情を刺激する。 いかんいかん。耐えろ俺。 ここでおっきしてしまったら、俺の人生は終了だ。 「そ、そうだな。ちなみにお前は何を食べるんだ?」 俺の問いに、ノアはにやりと笑って答えた。 「クリームシチューにさくらんぼだ」 な、なんだと……!? 幼女がそんなものを食べたら、クリームで口の周りがベトベトになったりさくらんぼを舌でチロチロ……あああああーーーーっっっ!!! 父さん、母さん、ごめんなさい……。 僕……前科者になります。
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