親子

12/14
前へ
/89ページ
次へ
「ママはパパのどこが好きなの?」 「もう子供がそんなこと聞かないの!」 「ママだって今子供じゃない?」 「仕方ないわね~  キテレツ君 発明ばかりでよくデートすっぽかされたわ。 今日も でもね~後でちゃんとデートしてくれるし。優しいし思いやりあって頼りがいあるの。 私も最初キテレツ君の発明をあまり良く思ってなかったの。でも発明がキテレツ君の良さとわかってね~。 ちなみにえいみちゃん 好きな男の子いるの?私教えたんだから教えなさい」 「みのり兄ちゃんが好きだったの。でもみのり兄ちゃんには彼女が居て 私失恋しちゃった。」 「クラスに好きな男の子とか居ないの?」 「言わなきゃダメ?」 「もちろんよ!私もさっき教えたんだから」 「同じクラスの賢次君 今のパパみたいなんだ」 「仲良く出来るといいわね。私とキテレツ君みたいに」 「でも賢次君 他の女の子にも人気で、ママはいなかったの?恋のライバル」 「いるわ 同じクラスのクラス委員長の女の子と六年生の女の子。キテレツ君前に飼育係していた時。委員長の女の子と朝から仲良くお弁当食べてデレデレしててさ、私ヤキモチ妬いた  それに六年生の女の子 今もキテレツ君にちょっかい出してる」 「パパモテるんだ~ヤキモチ妬くなんてママ凄くパパ好きなんだね」 「もう!親をからかわないの。遅いから寝るわよ」 「なんか親と言うより友達の家に家出してきたみたい」 「ね~えいみ。やはり未来の家に帰らないと今頃キテレツ君や私が探してるよ」 「嫌よ 当分帰らないって言ってるじゃない」 「私も結局一晩泊まって次の日帰ったわ 帰りづらい時にキテレツ君も来てくれて。ママに謝ったらママも謝ってきた」 「ママも家出常習犯ね~」 「もぅ寝るわよ」 「おやすみママ」 「おやすみえいみ」
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加