3話 セフレ

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「唯、あんた、どうすんの?」 「家出した。家にも帰らない。…まあ、適当に生きてく」 「変な子。…まあ、捕まるような事しないでよ」 「お母さんこそね」 雅也が帰ってきた。 私はわざとリビングに居た。…お母さんが2人きりを狙って寝室行くのわかってたから。 いつもそう。家でも私がリビングに居たら部屋に誘うし、私が部屋に居たらリビングでセックスするから、わかってた。 お母さん、雅也に 「少し、お話ししていい?唯の話だから…2人きりで」 って、やっぱり言った。 雅也、突然の私のお母さん登場に驚いて、言われるままお母さんと寝室に入って行った。 さて、喘ぎ声したらお小遣い貰えたし、出るかな。 少し聞き耳たてた。 「……やめてください!」 「……ふふっ、唯とセックスだけの関係なんでしょ?……なら、いいじゃない」 「……唯が、言ったんですか?……んうっ!」 「言わなくても、唯に言い寄る男の人、みんなそうよ。……んう、大きい……固いの、スゴい……ん、んう」 「やめて、ください!……唯の体目当てじゃ……ない!!」 「いいから……入れるわよ……」 「『お母さん』ですよね?……」 「そうよ。…似てる?……ね、早く……もう!私が乗るわ!」 「やめてください!!」 「やだ、逃げないでよ……んう!……入っちゃった……んうっ!んううっ……」 ………始めたみたい。 じゃあ、もういい。お母さんとした男なんて、いいから。 静かに玄関出て、合い鍵で鍵して、マンション出た。 さて、これからどうやって生きて行こうかなあ。 しばらくしたら携帯鳴った。けど、充電が足りなくて、切れた。 携帯使えなくなった。
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