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4話 ブラック
ネカフェ生活してたら、飲み物には困らないけど、食費が危うくなってきた。
何かしてお金にしなきゃヤバイ。
援交……携帯使えない。
どうしよう?…なんとかお金にしなきゃ。
夜に街歩いてたら、男の人に声かけられた。
「なんですか?」
「あのさ、君さ、どこかで働いてるの?」
「え?いいえ」
「ね、うちの店で働かない?」
「あの、本当は働きたいけど……まだ17才なの」
「えっ?…うーん。17かあ……まあ、もうすぐ18?」
「はい」
「なんとかする!着いて来て」
働けるなら、この際、なんでもいい!お金になるなら何でもいい!
風俗かなあ?
連れて行かれたの、雑居ビルの地下。
長いソファーに、テーブルが何席かあって、グラスとか置いてある。
飲み屋さん?
話聞いたら、『おっパブ』のハードなお店。
で、当然おっぱい丸出しになって、お客さんに触らせたり舐められたりしながら注文取ればいいみたい。
注文取ればボーイさんが運んでくれるから、基本、女の子はお客さんに触らせてればいいみたい。
時間制でボーイさんが来て、延長かどうか聞きにくる。
で、ここからグレーゾーンな話。
女の子はパンツ姿が基本。だから当然下も触らせる。
たまにやっちゃう子もいるけど、見ないフリするようにとの事。
時給は7千円で、指命が付けば千円つくみたい。
日払い可能で、パンツはお店で無料でくれるらしい。
とりあえず、最初は18ってことで『なな』って名前つけられた。
事務所みたいな部屋の奥にロッカールームがあって、お客がつかない場合はそこに居ていいらしい。
みなさん、当たり前だけど、おっぱい丸出しで平気。
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