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「お前の蜜も甘くておいしい……」
「はぁぁっ! ん……、い、や……、ああぁん!」
そこを弾かれる度に勝手に腰が跳ねてしまう。嫌なのに、恥ずかしいのに、その快感が強すぎて逃れられない。
「なにが嫌だ、こんなにトロトロに溶けて溢れてるくせに。綺麗なピンク色をしたここがピクピクして……さてどうしてやろう……」
執拗に攻めては意地悪な事を言って、リトを困らせる。困ってはいるけれど、確実に高められてもうどうする事もできない。
「リトは私をおかしくさせるつもりか。こんなにいやらしくて可愛い身体をして。……もう、私も限界だ」
ユリウスがリトの片脚だけを下ろしてくれた。けれどもう片方の脚は彼の肩に乗ったまま。
「……リト。ゆっくり、深い所までいくぞ」
片脚を抱えたユリウスが、斜めに傾いて蕩けた蜜口にファルスの先を押し当てた。
「あ……、ん……。 はぅ……っ!」
肉壁を押し広げ、先だけがリトの中へ。けれどそのまま、彼はわずかに角度を変えながら最奥を目指してファルスを押し込んでいく。
二人の脚が交差し、やがて先がリトの中の行き止まりまで到達した。それでもまだ彼は、完全に根元まで飲み込ませるようにリトの腰をグッと引き寄せる。
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