692人が本棚に入れています
本棚に追加
「んあぁっ!? いま……奥になんかグリッて……、はぁぁあっ!!」
「やはりわかるか。初めての時からお前の反応でコレもいいかと思っていたが。……どうだ?」
ユリウスが円を描くように腰を動かすと、奥の奥を突くファルスがクニクニと突き当りの壁を愛撫する。
厚みのある、深くて濃厚な初めての快感にリトの身体がガクガクと震えだす。
「お前がさっき果てた部分と同じで、ここも女が感じる所だ。かなり深いから届かない男も多い。私は別だがな」
ニヤリとほくそ笑んで、彼がリトの腹部をキュッと押さえながらまた最奥を突いた。
「このやり方なら深く繋がれる。いいか、動くからそこを意識してみろ。ここを覚えたら引き返せないぞ」
ゆっくりと、リトの片脚を抱きかかえてユリウスが律動を始める。抜かれては奥へ、グラインドを交えながらだんだん早く強く。
「あ……! ユーリ待って、あたし……変……っ!」
「私も……変になりそうだ。搾り取られるようで……」
リトの膝に残る傷にキスをしながら、ユリウスが艶めいた吐息まじりの声を漏らす。
「お前と同じように、私もリトでなければ嫌だ……」
「ユーリ……! あ、んん、あぁ……っ!」
激しく突かれるうち、ユリウスの胸の傷が覆いかぶさってきてしっかりとリトを掻き抱いた。
最初のコメントを投稿しよう!