第1章俺の大親友はハートイケメン

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もう、いいからパンツ仕舞ってよ! そんな欲望丸出しの!?いやらしい姿なんて見たくもない!穿くもん穿いて、さっさと私の前から消えていって頂戴! あんたの正体見たりね! これじゃ恋のロマンも夢もあったもんじゃないわ。鷹人、あんたには心底、幻滅した!!何にも言うことなんてないから、さぁー、早く!!』 と言って脱いだ服とかズボンを投げられ追い出されるのが落ちなんだ。だから幾ら姿太朗からの心のこもった誕生日プレゼントだとしても、これだけは俺も絶対、受け取る訳にはいかねぇんだ!と俺も意を決し奴につき返そうとした、その時なんだ、俺の口より先に、それさえもひっくり返されるような意外なことを姿太朗に口走らせ逆に納得させられる羽目になってしまったんだ。それというのも… 『鷹人!きっと突然こんなもん俺から貰ってビックリしたと思う。だけど、先の゛フルーツサンド ゛も、お前が今穿いた、この゛勝負パンツ ゛も両方とも実はお前への誕生日プレゼントなんだ』 とそこまでは俺も察した通りだったんだけど次に言われた思いがけない一言に俺はすんなり納得させられることとなったんだ。それというのが… 『それでな鷹! お前の誕生日の今日8月2日っていう日が実は何の日かは知ってるかー!? 』 といきなり、そんなことを言われ俺も一応ない頭で考えてはみたものの… 『えーっ、そんなこと唐突に聞かれたって分かんねぇーよ。それに第一そんなこと考えたことも気にしたこともねーし、だけどお前がそこまで聞くんだったら、えーと・・・』 と俺が分かんねぇまま考え込んでると早く言いたくて仕方ねぇって感じで姿太朗の方から・・・ 『実はな鷹人、お前、聞いて驚くなよ!!』 と少しニヤリとした表情をみせながら・・・ 『鷹人、お前の誕生日の8月2日って言うのはな、いいか、゛パンツの日゛なんだ。だから俺も考えて、これにしたって訳なんだ。どうだ、これで分かっただろう俺が何で
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