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「まぁ未満らしいけれど、気になっている人はいるって言ってたかな。恋人になったら教えてって言ってある。今でも月に1回くらいは帰ってくるし」
マコトの子供は既にいい年だ。
俺の息子のアンテロも十分な年齢になっている。あっちもそろそろ結婚話の一つも持ってくればいいのに、まったくだ。
そんな話をしている間に、俺の皿の上は綺麗に片付いておかわりをしに行く。
その後ろ姿を見た皆が、楽しそうに笑うのは気にしないでおこう。
甘いものは幸せの味なのだから。
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