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「だめって…」
俺は自分の下半身を思わず見てしまう。
既に情事の後で2度ほど出した後で通常サイズになっているが、それでも大きいだろ。
これはべつに俺の個人的な見解じゃない。軍の仲間と一緒にシャワーを浴びると、当然見える。俺のを見た仲間が息を呑んで「お前の凶暴だな!」と言ってマジマジと見るんだ。
当然そういう仲間のそこも見えるんだが…たしかに一回りは大きい…。
「シエル、あの、無理はしない方がいいと思う。ってか、俺とのセックス、不満? あの、よくない?」
「違うよ! そういうんじゃなくてね、あの……僕もね、ロアールの子供一人くらい産みたいなって」
「え?」
思わぬ言葉に、俺は驚いてシエルを見る。
真っ赤な顔で、でもとても必死な表情で、シエルは俺に言ってくる。
「母様と父様を安心させてあげたいから、最初はロアールに産んで貰いたいんだけれど、でもその後は…僕も一人くらい、ロアールの子産みたいなって。だからね、その前にロアールを受け入れられるようにしたいし。それに、その……ロアール気持ちよさそうだから、受け入れるのも気持ちがいいのかなって」
驚いたけれど…でもなんか、凄く嬉しいのも本当。
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