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だがその視界に箱の中身が入った途端に、ビクリと大柄な体を震わせて一歩後ずさった。
「逃げるな、こい」
「あの、なにを…」
「無知な弟に、兄として少し知恵を貸している。お前も協力しろ」
「協力…とは…」
「こっちにきて、膝をつけ」
バカがつくような生真面目な人だと話は聞いていた。でもこの場面は逃げるべきだろう!
なのにルーセンスは兄上の側に来て、言われるままに床に膝をつき、あろう事かそこに四つん這いにされた。
いや、逃げて!!
「足は広げるな」
「あの…」
「言われたとおりにしていれば悪いようにしない」
…俺は、何を見せられているんだろう。
えっと…年上の大柄な男が四つん這いになって顔を真っ赤にして、その背後で綺麗どころの兄上が手に長めの張り型を手にしたかと思うと、おもむろにその股の所にそれを差し入れた。
「な!!」
「いぃぃ!」
何してるのそれ!!
俺は衝撃映像に思考が止まる。兄上はルーセンスの股の間に差し込んだ張り型を前後に動かしている。ルーセンスの前を擦るように刺激しながらだから、服の上からでも多少感じているんだろう。寡黙そうな男が羞恥と刺激に顔を真っ赤にしている。
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