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『なあ、何で俺のこと好きになったん?』
『何?急に…』
和がふいにそんな事聞いてくるから。
照れて戸惑ってしまった。
『……』
『………俺は………気づいたら七瀬の笑顔がすきだった』
ふわふわと、桜が舞ってた。
目の前はピンクのじゅうたん。
『俺が守らなきゃって思った………でも……俺は……………』
急に吹雪が流れた。
視界が桜に覆われて、和の顔が見えなくなって、そのあとの言葉も聞こえない。
瞬きをした瞬間。
和は居なくなってた。
「……………和…」
そんな所で目が覚めた。
夢だった。
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