第1話 見ていたこと
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第1話 見ていたこと
気持ちがいっぱいになった ここにだけ私がいるということの証明になっていく。 どうしてなのかは分からないけれど。 人と触れあう度に、安堵する。 孤立していなかったんだなって。 台所にはいつも母がいて、料理をつくってくれた。 料理の時にしか見えないエプロン姿が好きだった。 いかにも、お母さんって感じで。
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