◆……アイ・瞳

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◆……アイ・瞳

「ねぇ、磨緒くーん。今日はどうするの?」 「もち、泊まっていくさ。だってもう飲んじゃったもぉん。」  磨緒は甘えた声で答えた。  彼女は少しうれしそうに 「磨緒くんおうちには連絡しなくていいの?」  台所から料理をする音と、美味しそうなにおいが磨緒の鼻をそそらせる。 「ん、大丈夫だよ。麻美にSNSで連絡しておいたから、唯人のところに泊まるって」 「またぁ唯人君とこぉぅ。そろそろやばいんじゃない、毎回同じところで」  彼女は心配そうに言う 「大丈夫さ、麻美ねえはそういうのうまいからさ。それに・・・」 「本当にもう、麻美さん様様ね。それで明日の準備大丈夫なの?」  そおっと彼女の後ろに立ち、静かに彼女を抱きかかえながら、耳元で 「教科書は万年ロッカーの肥しだよ。何よりここに、学校の先生がいるから心配ないさ」 「まったくもう、う、うん・・・磨緒くん飲みすぎ」  優しく彼女の唇にキスをし、ゆっくりと首筋に自分の唇を這わせた。
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