◆……アイ・瞳

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「ねぇ、ちょっと磨緒くん・・・ん・あ、ま、まお、く・ん・・・ご、ご飯食べてか・ら・・・・」 「お、俺、腹減りすぎて、もう我慢できない。先生・・・瞳を食べないと治まらない・・・」  ドサッ。二人はキッチンの床に倒れこんだ 「まって、磨緒くん、磨緒く・ん・・・」 「アイ(瞳)・・・」  IHコンロにかけた鍋のお湯が湯気をたたえ沸騰し始めていた。  でも俺は、彼女を強く抱きしめていた。  彼女がどこにも行かない様に  いつの頃からだろう。  彼女の好きだった男性(ひと)がアイと呼んでいたように、  俺も瞳を「アイ」と呼ぶようになっていた。  いとこだろうが、年が離れていようが  そして、同じ高校の教師と生徒であろうが・・・  二人の愛は、永遠に絶えることがないと・・・・・・・俺は、信じている。  共に息絶えるまで、俺たちは愛し続けると。
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