第1章 キャンプに連れてって

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色んな妄想が一気に膨らんで行った。 晴馬がいない間、何度も何度も妄想したキャンプのシチュエーションに段々と気分が昂ってきてしまう。 それは人には言えないような乙女の妄想だ・・・ 前に俳優の彼と妄想デートしたって晴馬には言ったけど、私は18歳の晴馬とは何百回も妄想デートをしている。晴馬を感じたくて、当時抱きしめられたり身体中に触れられた感触を思い出しながら・・・子供らしからぬ大胆なデートをした。 それは願望となってずっと心の奥でくすぶっていたんだなぁ・・・。 星屑だらけの夜空の下がいい。 晴馬を脱がせて・・・驚かせてあげたい・・・。 吃驚した時の彼の顔は、私を大胆にしてくれる。
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