第1章 キャンプに連れてって

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遮るものがない空に 寝転んで両手を広げてみると 空が私を抱きしめてくれる 遠く離れているのに すぐそこから見守ってくれる 空と私の間には距離なんて関係ない それは、晴馬と私の距離と同じ 太陽が照らし出す前の夜の色が少しずつ変わっていく朝を また、晴馬と二人で見詰めたくてお願いしてみようと思う。
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