第1章 キャンプに連れてって

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加熱が始ったらあとは時間が調理してくれる。 時々様子を見ながら、予定通りにスイーツもメインディッシュも出来ていった。 晴馬が少し離れた湖畔で釣り糸を垂れながら、時々私の方を見ている様子だった。 のんびりとした風景に癒される。 風が強くない程度に吹いている以外は順調だ。 午後17時頃に総ての料理を並べることが出来た。 ご飯も焦がすことなく炊けたし、メインディッシュのスペアリブの煮込みは成功。 スキレットで焼いたのはガトーショコラ。 モッツァレラチーズとトマトのサラダに千切ったバジルの葉を入れてドレッシングをかけた。 「やぁ、すっごいな!こんなご馳走作っちゃうなんて・・・感動!」 晴馬のリアクションの方こそ感動する。
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