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「私が、本物の子猫ちゃんになったらどう思う?」
ジッと見上げると、とても困惑しつつも口元がゆるゆるにゆるみまくった晴馬が、思わず手で口元を隠した。
「な・・・なにを言わせようとしてるんだよ?・・・お前・・・」
「あの日、私が言いたくてぐっと飲み込んだ言葉なの。子猫ちゃんって呼ばれるたびに、子猫ちゃんになってあげたいって思ってたの・・・」
「・・・お・・・・おう」
「じゃ、三つ編み解いてくれる?」
晴馬がまた、「え???」っていう驚きの顔になった。
「ほら、私だって必死なんだから! がんばってよ!」
「お・・おう!!」
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