第2章 私を朝まで抱いていて

16/33
前へ
/33ページ
次へ
この猫耳は先っぽにファーがついていて耳が長めになっていた。 こういうアイテムは誰かつけてもきっと可愛くなるんだろう・・・。 バニーガールよりは卑猥じゃない、と思ったけど、目を輝かせてくれている晴馬の喜びようはいつも以上の手ごたえがあった。 私はあらかじめ挟みで切り込みを入れていた。 そこに手をかけて、胸の上から一気に引き裂く。 「なにやってんの??」と、晴馬がまたすごく驚いた。 まだ、途中までしか裂けていないシャツを左右に開くと、その下に着ていた下着姿が晴馬の前に晒し出され・・・。 夜風が火照った身体を撫でていくだけで、蕩けそうなほど気持ちが良い。 「コスチューム??!」 「静かに!!」 私は両手で晴馬の口を塞いだ。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

186人が本棚に入れています
本棚に追加