第1章 マリッジブルー

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どんなに疲れてても晴馬の指先は私のツボを押して、イカせてくれる。 スマホで検索したら世の女性の大半はオーガズムに達したことがないとか… それを考えると、毎晩何度も晴馬にイカせてもらっているなんて、 とっても贅沢なことなんだなぁって。 ツボを押されると感度が上がって、ギュッと晴馬のモノを掴む感覚になる。 そうなったときに激しく打ち上げられると、もう…… あああ、あああん! お風呂場にエッチな声が響いてしまった… 「あれ?  夏鈴、今日すごく感じやすい日なの?」 抱き締められた私の胸に頬擦りしては、 舌で胸の先端を転がしている晴馬が聞いてくる言葉に、 私は言葉ではもう返せなくなっていた。 「ご近所さんに聞かれると、恥ずかしいって言ってたよな? 頑張って声我慢する? それとも、ベッドに行って続きする?」 そう聞いておきながら、 指先がグチャグチャと感じているポイントを責めることを止めない晴馬。 どんどん中から蜜が溢れていくのを感じながら、 粘膜が擦れる刺激に堪えられず鼻から抜けるような声が止まらなかった。
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