第2章 結婚式でサプライズ

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「・・・大丈夫?」 「うん・・・ちょっとやり過ぎたね」 「スッキリした?」 鏡越しに俺を一瞥した夏鈴は口紅を塗り直しながら、「全然足りないってば」といった。 濡れたタオルで俺の顔や首についた夏鈴の口紅を拭きながら、俺はぼんやりと夏鈴を見ていた。 「・・・すっげぇ・・・・」 「それ以上言わないで良いから」 夏鈴は化粧直しを終えて髪型を整え始めた。 カッコいい・・・。 「怒ってる?」
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