第一話『スキル合成』

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自分にだけ感じる何か・・・のような気はする。 そのへんは、おいおい確認するとして。 『風弾 - ウインドショット』はかなり使えるんじゃないか たぶん風の弾が打てるのだろう。 <<『炎拳 - ファイヤーパンチ』>> さらに、表示される。 <<『スキ・・・ と表示されたところで すぐ『炎拳 - ファイヤーパンチ』を発動した 今は一刻を争うからだ。 すると、手の周りに炎が絡みつく。 おおお、異世界観めっちゃ出てきたーー!! やっぱりスキル使えるのか?。 「すごい!すごいんだけど・・・!」 と僕は冷静に考えた。 この能力は『直接パンチを当てないといけない!!』 「いや、ムリでしょ・・・帰宅部の僕に、クマさんにパンチ当てる技量はないよ・・・ボクシング漫画じゃないんだから・・・」 と言う。 「ということは『風弾 - ウインドショット』に期待!!」 と言いながら 『風弾 - ウインドショット』 と放つ。 腕から風を切って、空気の弾のようなものが発射された。 「おおおおお、かっこいい!!」 と、緊張感のないことを言っている僕だ。 「ぐおおおおぉぉぉぉ」 と叫ぶクマさん。 おお、あたった!!当たったけど!! 「これじゃ弱い!!」 これだとやられてしまう。 そう、一瞬怯んだクマさんが僕をギロリと睨む。     
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