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【夜明け】~伝記第11章~
少女は 笑うのをやめた。
いつも うつむき 感情を出さず
不機嫌な顔は みんなも不機嫌にする
やがて 格好の虐めの標的になる
失意のどん底 絶望
私の歩く道は 断絶された気がしてた
癒してくれる存在もない
父も 腫れ物を扱うように
遠くから見守るだけで
どんどん孤立していった
どんどん 自ら堕ちてゆく
進路の紙も 白紙のままで
見えない未来に迷いを抱く
ふと目に飛び込んだ募集の用紙
少女はそれを握りしめ
職員室の扉を開く
『せんせぇ…私 ここに行きます。』
☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆
結構 長い間 さ迷ってた気がする
( ̄▽ ̄;)
少し自暴自棄にもなっていて
危うかった…一歩間違えてたら
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