真侑×ルミ

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ルミはもう、きっと逃れる事は出来ない。 この毒に絡め取られて、酔いしれて浸食されるのだろう。 空想の世界だけではなく、この毒りんごもなくては生きていけなくなってしまったのだと気づくにはもう遅いのだ。 だって既に咀嚼して嚥下してしまった毒りんごは、跡形も無くルミの中に溶けていってしまったのだから。
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