第1章アルバイト

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「あぁー」 深いため息をついたのには、理由がある。 「どうした?ケン」 親友の荒田が、聞いてくる。 「実はよ~、昨日お母さんから、もう大学生なんだから、アルバイトしなさいって言われたんだよ」 ため息混じりに言うと、 「それは、まぁそうだよな」 なんて、言う。 「お前もそっち側かよ~!」 と、少しきれながら言う。 そしたらあいつ、 「まぁ、お前のことだから続かないだろうな」 と、意地悪そうに言いやがった。 「っおまえなぁ」 「怒るなら、アルバイトやってみろよ!」 もう頭きた。 「やってやるよ、アルバイトっ!!」 友達を、見返すためだけにアルバイトを始めた。
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