欲望と音の調べ

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「いや、今は・・・休業中だ。少し音楽を離れようと思ってな・・・」 「そうですか・・・」 「あの、明日も駅前でライブやるのでまた観に来て下さい!!」 響は元気良く源氏に声をかけると、彼は微笑んだ。 「ああ、またな」 そして手をあげると、その場を去って行った。 私達はその様子を見届けると、彼女の元へ集まった。 「響ちゃん、あの人有名人なの?メチャクチャカッコ良かったね!!」 加奈ちゃんが声をかけると、響ちゃんは満面の笑みを浮かべた! 「スペシャルカッケーです!!!」
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