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小村は、脱衣場で服を脱ぎだした。
鏡が、沢山あり落ち着かない。
タオルで前を隠しながらバスルームへ入った。
大きな湯船には、既にお湯が張ってあり、湯気が昇っていた。
「これがフロ? やっぱ、フロだけでも、俺の家並みじゃん」
小村は、シャワーを浴びていた。
その時外側のドアが開く音がした。
吉賀が着替えを持って来てくれたのだろう。 そう思った。
しかし、吉賀は、小村の横のシャワーブースに入った
小村は慌てて腰にタオルを巻いた。
吉賀の方を見ると、タオルは巻いておらず、お尻が見えた。
「僕もシャワーを浴びようと思って」
吉賀が、話しかけてきた。
「だよな。汗を掻いたあとは、シャワーが一番。その後は、キュッと!」
「小村君って、飲むの?」
「冗談だよ」
「残念、本気にしちゃった。一緒にキュッと! したかったのに」
「え?」
「冗談だって」
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