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小村が、部屋で休んでいると、ボクサーブリーフ一枚の姿で、吉賀が部屋に戻ってきた。
「サイズぴったりでしょ」
「うん。吉賀君のにしては、大きいんじゃない?」
「寝間着代わりのTシャツと短パンは、一回り大きなサイズにしてるんだ」
「吉賀君は、着ないの?」
「シャワー浴びたあとは、暑いから着ないよ。小村君も、暑かったら脱いでたら」
「俺、こんなパンツを穿いたの初めてだよ」
「ボクサーブリーフ? 小村君は、トランクス派っぽいね」
「なんか、ピッチピッチでさ、ここの形がでてるじゃん」
「ピッチピッチのほうが、いいでしょ。トランクスだと、スソから見えちゃうよ。
ほら、これだと、こうしないと見えないでしょ」
吉賀は、ボクサーブリーフの裾をめくって、毛むくじゃらの たこ焼き部分を披露した。
「見せるなって」
「ごめん、ごめん。僕は、外国での生活が長いから、こういったことは、週間になって気にならないんだ」
「ここは、日本だからね。そういうことを平然とやっていると、警察行きだぜ」
「うん。気をつけるよ」
「あ、それから、俺の事、君付けで呼ぶの止めてくれる?」
「いいけど、じゃ、なんて呼ぼうか?」
「小村でいいよ」
「じゃ、僕も、吉賀でいいよ」
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