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Page14 心が読めた男 コードネーム:影夜叉
私には...生まれ持って人の心が読めてしまうという恐ろしい力が備わっている
それを隠し続けて早21年...私には友人と呼べる人物が少なかった
唯一出来たこと、それは単独行動だけだった...そうすれば、何一つ災難が降ることはない
そして、人が被害を受けるなどということがないのだから...
?《心のしずくを感知 マスターと判断しました》
「...え?」
機械の声...?この近くにアンドロイドか何か...?
Σ《僕はΣという者です 貴方の心の光に導かれ、ここへ参りました》
「Σ...機械生命体なんだね?そして...異世界について何か頼みごとがあるんだね?」
Σ《...なぜそのことを》
「貴方だけに話しますが、私は生まれつき人の心が読めましてね...それを隠し続けて生活をしてきました。それに、友人と呼べる人が少ないんです...」
Σ《...人類には不思議な方がいるものなのですね》
「望んでこの力を持ったわけではないのです...それに幼い頃に両親は他界してますので...」
Σ《そのようなことがあっては他の方々との交流は難しいですからね...》
「えぇ...ですから...」
Σ《会わせたい方々がいます お手数なのですが、少し付き添って頂けませんか?》
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