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Page2 意外なる遭遇 コードネーム:たけ
「...異世界ねぇ?」
俺は暇な時間を費やして、最近現れた『異世界』なるものについて調べている
「ダメだな、全然ヒントになるものが出てきやしねぇ...」
ここまで不思議な世界だというのか『異世界』というのは...
?《心のしずくの光を感知 マスターと判断しました》
「...は?誰だ?」
β《私はβ、貴方が持つ心のしずくの光を感知しここへたどり着いた》
「は?β?心のしずく?なに言ってんだ?」
β《混乱するのも無理ありません、心のしずくは『異世界』へといける手段でもありグレイヴの討伐を任されるのです》
「は!?なに、俺そんなデカい何かを任されるの!?」
β《はい、大きい使命ではありますが...貴方のような方がいないとグレイヴが暴れてしまい、この現実世界が滅んでしまい消滅してしまいます...》
消滅...何が言いたいんだ一体…
β《結果、心のしずくの持ち主である貴方は私のマスターだということにはかわりありません。私は貴方の相棒でもありますから...》
まぁ、とやかく...協力をせざるを得ない状況なわけか...
「分かったよ、協力するさ...。んで?今は大丈夫なのか?」
β《今のところ、心のしずくのくすみの感知は無しです》
「ほう、了解...」
β《貴方には明日、会って頂きたい人がいます。心のしずく浄化班のリーダーに...》
「浄化班?」
あ、討伐だから組合が存在するのか...だからその人に会わないといけないのか...
「OK、明日だな?了解したよ...」
β《では、今日のところは休みましょう...》
「あぁ、そうするか...」
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