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早紀が敏腕マネージャーぶりを発揮し、
その場は上手く乗り切ってくれたがこの書店が再び刹那を使ってくれることは無いだろう。
たしかにいつもの事だし、
もともと好きでアイドルをやっているわけでもない。
それでも、
それなりに精神的なダメージを受けて、
それなりにヘコんでもいる。
そこに来てこのホテルである。
刹那は溜息を吐いた。
赤字を埋めるために副業をしろって事なのね、
おばさん。
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