Chapter.0 Prologue.

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 一度走り屋として目覚めた本能はただ一つ、「最速」の名を求め貪欲に走る。  そしてここに、「迅帝」を越えんとする若者がまた一人。  彼の名は「八神奏弥(やがみそうや)」。  この物語の主人公たる彼は、まだまだ首都高を走り始めたばかりのひよっこでしかない。  奏弥は走りを通じて何を得て、何を思うのか。  まだ、誰にもわからない────。
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